2016-09-14 ファイセンの色移り・着せ替え・補修対策
◆ 色移り対策
ファイセンボディは油分を含んでいるらしく、特定の紙の上に置くとこう油のようなものがしみ出してきます。
どの紙にでも滲み出るわけじゃないので、何か親和性のようなものがあるみたい。
(布にも同じ事が言えるので、服の着せっぱなしは良く無いかも?)
で、染料は油分や水に溶けやすいので、シリコン製のファイセンボディはとても色移りしやすい。
そこで、オイルコントロールパウダーをボディにはたいてみました。
埃が取れやすく、服も若干着せやすくなり、肌の透明感上がります。
クリアタイプなので、肌色や白色パウダーよりは布への影響が少ないです。
(白くなったら、はたいて水で濡らすと大抵取れる)
そしてワックスコードぐらいの薄い色移りなら、何故かこれ塗っといたらほぼ色が取れていた。
油分と一緒に、粉が色素を吸ったのかな?
もっとハッキリしたデニムや黒物染料による色移りの場合、
つや消しスプレーを塗る → 乾いたらガムテープで取る
ということを繰り返したら、かなり薄くなりました。
有機溶剤が染料を溶かすのかな?
ボディの質感も変えないけど、強烈なシンナー臭がするので、外でスプレーするのがベター。
これやった後、上のパウダーもはたいておいたら、日を追う毎に染みが薄くなりました。
× ボディ全体につや消しスプレー塗っておいたら、色移り予防になるのでは?
と思ったけど、シリコンの伸縮についていけず、干割れカサカサ肌になってしまうのでダメでした。^^;
なら、服のほうに対策すれば!
と買ったのが、このデニム・皮製品用防水&防汚スプレー。
(これもお外でのスプレー推奨)
色移りするデニム裏に吹き付けてみたところ、短時間の撮影なら色移りしなくなりました。
吹き付けてすぐは薬品の臭いがしますが、乾けばほぼ消えます。
これをボディに吹き付けてみたら・・・と思いましたが、質感変ったら嫌なので、試してません。(=w=;
型取り用トルソーや色移り実験用に、ジャンクボディ欲しい。
他に塩素系漂白剤をティッシュに染みこませ、ラップで巻くということも試しましたが、油性マジックには少し効果あっても、染料には即効なしでした。
数日とか長期付けておかないとダメなのかも?
× 尚シンナーや除光液は、弱めのものでもシリコンの質感を変えてしまうのでお勧めしません。(色移りも取れなかったし)
※上記いずれも、ついてすぐの比較的薄い色移りで試しています。
◆ 着せ替え対策
シリコンは滑り止めにも使われる素材なので、とっても着せ替えしにくい!(>_<;””
そんなわけで必須なのが、オイルコントロールパウダーとツルツルしたやや強度のあるビニール(ポリプロピレンなど)。
まず、ビニールの内側(ボディ側)と、ボディにパウダーをはたく。
そしてこうボディにビニールを巻いたら、布がスルスル滑って、着せやすいです。
ラップとか柔らかいものを巻くと、グニグニ左右に揺らしながらビニールを引っ張り出す時に破れてしまうし、ある程度強度あるものが良い。
一度ビニールを引き抜いてしまうと、服の位置調整が困難になる。
ので、ビニール巻いてる間に縫い目や向きを揃え、靴下なんかはできるだけ引っ張り上げておく。
色移りが心配な場合は、表に響かないサイズでラップなんかを巻いたまま、着せても良さそう。
脱がせる時も、またビニールを巻くか、こう布をひっくり返すようにするとやりやすいです。
◆ 破損処置
シリコン柔らかいから、破れちゃうこともあるみたいですね。
私は服の型取りの時に、ハサミを入れてしまいました。 _| ̄|○;;あう
放っておくと、体動かした時にどんどん亀裂が広がっていくので、処置せねば。
と使ったのが、白くなりにくく、柔らかい素材にも使える釣り用アロンアルファ「釣名人」。
アロンアルファは、ガムテープの表のツルツルしたとこに出すと速乾しない! ということに、今回偶然気付きました。
アロンアルファが手につくと厄介なので、ガムテープの上に出し、爪楊枝とかで切れ目に適量入れて、引っ付けると良いです。
液がはみ出すとちょっと白くなるから、できるだけはみ出さないように。
はみ出したら、できるだけひろげないよう、キッチンペーパーや綿棒へ吸わせるように拭き取ります。
傷跡は多少残りますが、ざっくり割れてるよりはマシ。
くっついた後は、結構動かしても大丈夫でした。
この釣り名人は、極小のビーズやホットフィットを付けるのにも重宝。
市販のビーズ用接着剤なんかより、よほど頑丈に引っ付きます。
(まあ1ミリ以下の接地面を、ガンガン伸縮させる布とかに付けるのには、物理的限界がありますがw)
ただこのアロンアルファ、出口で固まっちゃうので、使う度に針やハサミで接着剤の通路を作ってあげないといけないのが難。
そんなわけで、図らずもトラブル対策を、今回実地で試すことになりました。
こういうの、シリコンボディ愛用者の間では、当たり前に知られてることかもだけど、検索ではヒットしなかったので試行錯誤。
現状自然なドールボディでは医療用シリコンがベストなんだろうけど、いつか低摩擦で着せやすく、油分出ず、埃付きにくく、色移りしにくい素材が開発されるといいな~。
ついでに出口で固まらないアロンアルファの容器も、誰か作ってください。(笑)
ファイセンボディは油分を含んでいるらしく、特定の紙の上に置くとこう油のようなものがしみ出してきます。
どの紙にでも滲み出るわけじゃないので、何か親和性のようなものがあるみたい。
(布にも同じ事が言えるので、服の着せっぱなしは良く無いかも?)
で、染料は油分や水に溶けやすいので、シリコン製のファイセンボディはとても色移りしやすい。
そこで、オイルコントロールパウダーをボディにはたいてみました。
埃が取れやすく、服も若干着せやすくなり、肌の透明感上がります。
クリアタイプなので、肌色や白色パウダーよりは布への影響が少ないです。
(白くなったら、はたいて水で濡らすと大抵取れる)
そしてワックスコードぐらいの薄い色移りなら、何故かこれ塗っといたらほぼ色が取れていた。
油分と一緒に、粉が色素を吸ったのかな?
もっとハッキリしたデニムや黒物染料による色移りの場合、
つや消しスプレーを塗る → 乾いたらガムテープで取る
ということを繰り返したら、かなり薄くなりました。
有機溶剤が染料を溶かすのかな?
ボディの質感も変えないけど、強烈なシンナー臭がするので、外でスプレーするのがベター。
これやった後、上のパウダーもはたいておいたら、日を追う毎に染みが薄くなりました。
× ボディ全体につや消しスプレー塗っておいたら、色移り予防になるのでは?
と思ったけど、シリコンの伸縮についていけず、干割れカサカサ肌になってしまうのでダメでした。^^;
なら、服のほうに対策すれば!
と買ったのが、このデニム・皮製品用防水&防汚スプレー。
(これもお外でのスプレー推奨)
色移りするデニム裏に吹き付けてみたところ、短時間の撮影なら色移りしなくなりました。
吹き付けてすぐは薬品の臭いがしますが、乾けばほぼ消えます。
これをボディに吹き付けてみたら・・・と思いましたが、質感変ったら嫌なので、試してません。(=w=;
型取り用トルソーや色移り実験用に、ジャンクボディ欲しい。
他に塩素系漂白剤をティッシュに染みこませ、ラップで巻くということも試しましたが、油性マジックには少し効果あっても、染料には即効なしでした。
数日とか長期付けておかないとダメなのかも?
× 尚シンナーや除光液は、弱めのものでもシリコンの質感を変えてしまうのでお勧めしません。(色移りも取れなかったし)
※上記いずれも、ついてすぐの比較的薄い色移りで試しています。
◆ 着せ替え対策
シリコンは滑り止めにも使われる素材なので、とっても着せ替えしにくい!(>_<;””
そんなわけで必須なのが、オイルコントロールパウダーとツルツルしたやや強度のあるビニール(ポリプロピレンなど)。
まず、ビニールの内側(ボディ側)と、ボディにパウダーをはたく。
そしてこうボディにビニールを巻いたら、布がスルスル滑って、着せやすいです。
ラップとか柔らかいものを巻くと、グニグニ左右に揺らしながらビニールを引っ張り出す時に破れてしまうし、ある程度強度あるものが良い。
一度ビニールを引き抜いてしまうと、服の位置調整が困難になる。
ので、ビニール巻いてる間に縫い目や向きを揃え、靴下なんかはできるだけ引っ張り上げておく。
色移りが心配な場合は、表に響かないサイズでラップなんかを巻いたまま、着せても良さそう。
脱がせる時も、またビニールを巻くか、こう布をひっくり返すようにするとやりやすいです。
◆ 破損処置
シリコン柔らかいから、破れちゃうこともあるみたいですね。
私は服の型取りの時に、ハサミを入れてしまいました。 _| ̄|○;;あう
放っておくと、体動かした時にどんどん亀裂が広がっていくので、処置せねば。
と使ったのが、白くなりにくく、柔らかい素材にも使える釣り用アロンアルファ「釣名人」。
アロンアルファは、ガムテープの表のツルツルしたとこに出すと速乾しない! ということに、今回偶然気付きました。
アロンアルファが手につくと厄介なので、ガムテープの上に出し、爪楊枝とかで切れ目に適量入れて、引っ付けると良いです。
液がはみ出すとちょっと白くなるから、できるだけはみ出さないように。
はみ出したら、できるだけひろげないよう、キッチンペーパーや綿棒へ吸わせるように拭き取ります。
傷跡は多少残りますが、ざっくり割れてるよりはマシ。
くっついた後は、結構動かしても大丈夫でした。
この釣り名人は、極小のビーズやホットフィットを付けるのにも重宝。
市販のビーズ用接着剤なんかより、よほど頑丈に引っ付きます。
(まあ1ミリ以下の接地面を、ガンガン伸縮させる布とかに付けるのには、物理的限界がありますがw)
ただこのアロンアルファ、出口で固まっちゃうので、使う度に針やハサミで接着剤の通路を作ってあげないといけないのが難。
そんなわけで、図らずもトラブル対策を、今回実地で試すことになりました。
こういうの、シリコンボディ愛用者の間では、当たり前に知られてることかもだけど、検索ではヒットしなかったので試行錯誤。
現状自然なドールボディでは医療用シリコンがベストなんだろうけど、いつか低摩擦で着せやすく、油分出ず、埃付きにくく、色移りしにくい素材が開発されるといいな~。
ついでに出口で固まらないアロンアルファの容器も、誰か作ってください。(笑)
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